プレスバランスシートのテストを開始しています。(特許出願済)

 打抜機のムラ取り作業は新台から数年経過する事で段々抜圧バランスが狂って来る事で、其の打抜機の抜圧バランスクセを取る作業と成って大変な時間を掛けています。其れも新抜型毎に・・・

 ひどい場合は本来の抜型のムラ取りが30%以下で70%は打抜機抜圧バランスをムラ取りしている場合も有ります。
 
 プレスバランスシート概念は打抜機抜圧バランスを適正化し、抜型本来の切ムラだけにする事でムラ取り時間を大幅に短縮致します。

 今迄はクッションシートだけでムラ取り低減を考えるのは罫線トラブルの原因に成ります。

 又、複数台の打抜機で打抜作業をする場合は各打抜機でのムラ取りが必要と成るのは打抜機抜圧バランスをもムラ取り台紙に施すのが原因です。プレスバランスシートを使用する事でムラ取り台紙には抜型だけのムラ取りと成りますから他の打抜機に使用可能です。

 日本の打抜き現場からムラとムダを無くします。
 
20120314pbs1.png
 
概念は打抜機サイズで菊番サイズで5cm角、1600サイズで10cm角でマス目上に最大サイズで抜型を製作します。
 写真はテスト用で小さいサイズで製作しています。
20120314pbs2.jpg

 上記シートがプレスバランスシート(以下PBS)で30ミクロンフイルムが10層を台紙に貼り込みをしてあります。
 打抜機面盤上に同サイズのPBSをトテープ止めしてマス目全ての刃の跡が付くまで抜圧を上げます。(PBS厚み30ミクロン×10枚=0.3mmと台紙厚み0.1mmの0.4mm厚の紙で事前に抜圧を調整しておく。)
20120314pbs3.jpg

 上記の様に粘着テープにマス目フイルムにくっつけながら剥がし作業をしていきます。初めの一枚剥がした時点で印を書き込んで頂きます。数値を書き込む事で取り忘れが無い様です。
20120314pbs4.jpg
 
 最終的に打抜機で切れ易い箇所は沢山の枚数まで刃が入りキレ難い箇所は浅く1枚だけしか切れていない。
 このマス目フイルムを切れて剥がせる箇所を全て剥がすと打抜機の抜圧全体を均一にする事が出来る。
 PBSは1mmステンレス板下やチェス裏側に配置する事でセットします。