来週からの三川鉄工製アバンスの対応と今後の当社方向性

 先日の森紙器さんセミナーの後を受けて森社長様から三川鉄工製打抜機アバンスのフル稼働の要請を受けました。

 森紙器様社内ではアバンスの評価が大変に低く仕事量をセーブ気味にされていらっしゃったので私が「もったいない」と発言した事に始まりました。

 本来はオスメス無しでの落丁を考えて森社長さんが導入を決定されていましたが、アバンス仕様の抜き対して情報が無い事からの混乱で社内の方々からアバンスの性能を低く評価されています。

 私は次世代の打抜機としての捉え方でアバンスやユニプラテンは大変に面白いと考えていましたから逆に抜型メーカーさんも含め今回の取り組みを提案いたしました。

 内容は受注段階で抜型発注時に、通し方向から面付け数やニックまでアバンスに適した考え方を森紙器様社内と抜型メーカーさんが情報共有出来る様にする事です。

 当社は抜型メーカーでも有りますが、今回の「面ピタ君」「リピターCAD面版」の普及協力を頂けることから他抜型メーカーさんにも今回の様なパターンでの当社抜型技術での協力はGIVE&TAKEでさせて頂こうと思っています。

 ただ当社の費用捻出の為に張り付き期間中のアバンス用抜型の作製を当社でさせて頂く事を森紙器さんを含め、抜型メーカーさんで有るニッテクさんと金剛さんに了解頂きたいと考えています。

 中々、両抜型メーカーさんにすれば面白く無い訳ですが私は納得頂いた中で今回の事は推し進める事と考えていますし、其の中で両抜型メーカーさんがアバンス仕様の抜型製作技術構築をして頂けたら絶対にプラスに成ると考えています。

 今回のこの取り組みも踏まえて本来は何処とも争いの無い会社の構築を私は目指したいと考えています。

 現在、他の抜型メーカーさんにも色々な投げかけを私はしています。もちろん「面ピタ君」と「リピターCAD面版」の普及を目指しての事ですが・・・

 北海道の木戸口さんや山元さんも北海道では御世話に成りましたし、大手抜型メーカーさんにもアクションは起こしていますが、今迄の当社との競争なども有り、中々難しい様です。

 私は現在の抜型業界は本当に大変な事に成って来ると考えています。

 名前を挙げるのはどうかと思いますが大阪の「ノダ」さんの戦略も大変に興味を持っています。

 社長さんはまだお若い方でお会いした事は無いですが最近いろいろとお話はお聞きいたします。

 社長さんのブログも拝見させて頂き大変な急成長をされていますし、私が始めて名前をお聞きしたのは1年前位に関東の抜型メーカーさんが工業用ガスケットなどの仕事を軒並み取られたという情報からだったと思います。

 ホームページの方でも工業用だけでなく、紙器ダンボール用の抜型も着手されていらっしゃる様です。

 私自身20年前に紙器ダンボール業界紙に「抜型業界への挑戦状」と言う大変過激なコピーの広告に載せて全国展開を開始した事が抜型業界の低価格化を促進させたと大変に嫌われました。

 ただ、当社自身も現在の抜型製作の低価格化に負けてしまい量が半減いたしました。多分「ノダ」さんに持っていかれてる分が多少成りとも有ると思っています。(笑

 周りから「ノダ」さんの戦略を一方的に聞いただけだと多分、当社も含め既存抜型メーカーさんが応戦するのは大変に難しい局面を迎える様に成ると思います。

 先々週土曜日でも当社で工場長を含め出勤社員に「ノダ」さんのホームページを見せて上げました。

 大変、驚いていましたが有る意味生き残り戦略を真剣に考えないとダメだよと言う事を言葉で説明するよりインパクトが有ると思いました。

 今後の抜型製作の方向性を考える上で昔の当社や「ノダ」」さんの様に徹底的に量を追い求めるか、F&Aさんの様に徹底的に技術を高めて行くかの選択は非常に難しいですが、ひとつ言える事は両方を混在させる事はもっと難しい事だと思います。

 有る意味両方を混在させた経営を目指しているのが「大創」さんだと思いますが、そう考えるとすごい事に挑戦しているなと感心いたします。

 どちらにしても当社は競争の無い会社を目指して、私は若葉マークを付けて舵取りをして行こうと考えています。