21 落丁について

落丁(ストリッピング)  「製品と屑を分離すること」
打抜きにより段ボールシートや板紙からブランクを製造する場合、シートから製品となる
部分以外のブランク周囲の屑や穴屑をどのように処理するかが、ダィカッタの生産性と品質にとって、非常に重要なことである。
ダィカッタの生産性と品質を考えた場合は、落丁は人手をかけずに、完全落丁を目差すべきである。
落丁は 
1. 人手による手作業のタタキといわれる落丁
2. 打抜き機本体のストリッピング機構を使い、上下ピンを使用する穴屑のみ落丁
3. 打抜き機本体のストリッピング機構を使い、オス・メス型を使用する完全落丁
4. 打抜き機本体の巻き込みロール/ベルト機構を使った、完全落丁
5. 打抜き機本体のバイブレーションベルト機構を使った、完全落丁
などが一般的に採用されている。
小ロット生産では、オス・メス型を使用する完全落丁は落丁型が高価で、費用対効果に問題をのこすのが現状であり、またオス・メス型の保管も大きな保管場所を必要とする。
近年、一部の抜型メーカーにおいて、抜型のみで高価なオス・メス型を使用せず完全落丁が行える技術開発が進んでいる。
巻き込みロール/ベルト機構やバイブレーションベルト機構のそれぞれの特色をいかし、
抜型にさまざまな工夫をこらして、小さな穴屑も完全に落とせるようになった。
 いずれにしても完全落丁を上手に行うには、
抜型のキレが重要であり
穴屑部に工夫をこらしたコクのある抜型が必要である。