板紙用の刃物とカッティングプレートの関係③

 0.7厚の刃物を曲げる時に1.5R位でも刃先センターより内側の刃厚部分が刃先センターを外側方向に押し広げようとします。

 上記の現象は当然Rが小さいと尚一層起こります。又、当然刃材の母体硬度も硬ければ歪みも大きくなります。この事が溝のRの先端が切れにくい事に繋がり、切れムラに大きく関連いたします。現在は内側の刃の厚み部分を削り取る技術開発も行なわれ、最先端では一部機械化されているメーカーも有りますが現状では、まだまだ高度な加工となります。
 が、打抜生産現場での加工状況がそれぞれ異なる中で、ステンレスカッティングプレートでの加圧気味で抜かれている現場や打抜機の整備不良などでの打抜圧のバランス不良などさまざまな要因をどのように考えるかが当社の新たな板紙の刃材選定に考慮しなくてはなりません。