溝切りについて  6

面切基本図面.gif
罫線の凸型にあわせ、カッティングプレート上に罫線を受ける凹形の筋を設けることをいう。
a.溝切りをする理由
・一般的に板紙は表抜きで製作されるため、溝切り痕が目立たないため。
        ・コートボールなど表層の弱い紙を使うことが多く、罫割れが発生しやすいため。
・内装函用のグルアーやケーサーなどは高速スピードを要求されるため、罫線の折り曲げ
トルクを低くする必要がある。
b.溝切りの方法
・溝切りテープ
本体の凹形溝テープと罫線に挟み込み凹形溝のセンターをあわすガイドから構成され、
打ち抜く紙の厚さ・紙目・使用罫線巾により、適切なテープを選定する。
・CAD面
主に抜型メーカーから、抜型と同時に作成し供給される。
抜型のCADデーターを利用して、適切な厚さのグラスファイバーやPP板などを、ルーター
やレーザーにより適宜の溝巾を削り、1丁面を作成して、抜型にガイドによりセットしてカ
ッ ティングプレートに転写する。特に罫線が集中(3本以上)する個所に使用するとよい。
・面掘用紙
カッティングプレート上に適切な厚みの紙を糊で貼りつけ、カーボン紙やインキIにより、
         ダイカッタ ーを一度空打ちして、罫線の跡をその紙に付け、その跡を基準にカッターナイフ
         などで溝を切り取り、そして溝の角部をニスで硬化させる。

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