スポンジ貼りの為の掃き出しトラブル

 本日、当社顧客から連絡が入りB/F(CRC210G×K5中芯120G)のカートンマスターでの打抜で罫線でカスを踏む為に起こる罫割れの相談が入り打抜き現場に行って来ました。
 当社外の抜型に拠るトラブルだったが、原因追及が出来ずに困っておいでで、抜型とステンレス面板(溝切テープ使用)とムラ取用マイラーフイルムなどを見せていただいきました。
 
 結果は40パイ穴のステンレス面板での刃の食い込みが強くバラケの原因だと指摘して、初回設定抜圧のまずさとムラ取の重要性とバランス刃のしっかり配置した打抜きを提案しました。
 且つ以前に貴社OBの打抜コンサルタントの先生に私もムラ取の重要性を教えていただいたとの話をして帰ろうかと思っていたら、トラブル製品の写真を担当者の方から見せていただき、自分の思い違いが判明いたしました。
 どうやら写真の罫割れは丸カスを踏んでの原因ではなさそうでして、見た瞬間に冷や汗が出ました(^_^;)。冷や汗の原因は思い込みの怖さだけでは無く、自社でも十分起こりうる事への冷や汗でした。
 当社も10mmなど通常のスポンジが入り込む巾でのメイキングはトビトビに貼っていたのを見て、絶対に間を空けないでと指導しているのですがマニュアルにきっちり反映されているかの不安が頭によぎりました。
 
 原因はどうやらその事に拠るカスの掃き出し悪さでワンテンポ遅れてのカス落下に拠る罫線の踏んだ跡の様です。
 たとえば10mm巾のカスの段目巾が10mmだとスポンジの間が10mm位の隙間が空いている所に入り込み、スポンジで押し上げても段が馴染み掃き出しが完全に出来ない現象が有るからです。逆の段目巾だと絶対に起こりえない事ですが板紙などと一緒で曲がり易くなると起きてしまいます。
 先方の担当者の方にも理解して頂き、ついでに当社のフイルム面板についての営業も気持ち良く聞いていただきました。ありがとうございます。
 この事は当社でも徹底して間を空けない様に指導していきたいと思います。